2022/5/11 更新
先輩社員46人に聞きました!

仕事で視点が上がった瞬間

多様な仕事、働き方の選択肢が存在する今、納得感のある仕事人生を送るためには「やりがい」や「事業への共感」が欠かせない。では、各社で働く先輩社員はどのようにして「共感できる会社」を選び、働く意義を何だと捉え、その場所でどのような成長を遂げているのか。後悔のない職場選びを成功させるためのヒントを探る

PwCあらた有限責任監査法人

世界156カ国に約29万5000人にもおよぶプロフェッショナルを擁する世界最大級の会計事務所PwCのメンバーファーム。企業の経営課題にとどまらず、社会課題の解決にも貢献し続けている

私の視点が上がった瞬間

専門性ドリブンの目線から
課題を真に定義するプロ目線へ

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システム・プロセス・アシュアランス部
小田切 洋介

2018年に東京大学大学院を修了。リーマン・ショック以降、経済活動と市場の在り方、社会通念に関心を持ち、PwCあらた有限責任監査法人に入社。リスク、ガバナンスの視点から、企業の持続的成長に貢献するプロジェクトに多数参画

人の社会を、より安心感があり、ハッピーなものにしたい。リーマン・ショックをきっかけに抱きはじめたこの思いを実現できる環境を探し、就職活動ではコンサルティング業界を検討。そこで出会ったのが、「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことをPurpose(存在意義)に掲げるPwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)でした。安心のある社会づくりにどんな形で貢献できるのだろう。そう考えていた私にとって、“信頼(トラスト)”を中心に掲げるPwCあらたはフィット感が高く、入社を決めました。

入社直後は、主に財務諸表監査にかかるシステムのリスク評価などを担当。複雑にIT化された企業のビジネスを財務報告のオペレーショナルリスクの観点から評価する仕事は市場の信頼性に直結するため緊張感がありました。並行してコンサルタントとしてのプロジェクトを担当するようになり、1年目のうちから幅広い経験を積むことができたと感じています。

仕事の視点が変わる転機となったのは、2年目に担当した、情報セキュリティーに悩みを抱えたクライアントのITガバナンスの評価プロジェクト。私たちが専門家の観点で現行ルールの情報管理が「十分ではない」と評価したところ、クライアントからは「現行で十分ではないか」「私はそうは思わない」という声が上がりました。自由な理念と多様性が尊重される組織で、その価値観がクライアントのコンピテンシーを支える重要な要素となっていたからかもしれません。しかし、情報セキュリティーへの課題解決のためには、ご納得していただく必要があり、説明の仕方に大変苦労したのを記憶しています。

こうした経験を経て痛感したのは、さまざまな方の目線を取り込んで、大きな理想像を思い描き、言葉にしていく力の重要性です。ITガバナンスやリスク管理といった専門性は、それ自体に価値が認められやすいものではありますが、結局のところ、トラストを構築する手段の一つにすぎず、それを振り回すだけでは何も解決しません。このプロジェクトの例で言えば、重要なことは「機密情報を持つ組織の情報セキュリティー体制を強化すること」ではなく、「自由、多様性という価値観に寄り添った情報セキュリティー体制を考案すること」でした。課題解決を本質的に行うには、自身の専門性、多様な立場の価値観や意見を分かろうとする心・視野の広さ、それらを統合するビジョン、全てが必要だと心の底から感じました。この経験をできたからこそ、クライアントサービスで価値を発揮するプロフェッショナルとしての自分があります。

目的意識を持って会社を選び、
自分にも面接官にも常に正直で

財務諸表監査といった、「専門性」のイメージが強い分野においても、上記の学びが活きています。最近では、会計基準の変更で監査対応が必要になり、当初強い拒否感を持たれていたお客さまでしたが、多様な立場の価値観を理解しようという心を忘れずに取り組んだことで、案件の終わりに感謝の言葉をいただきました。就職活動を有意義に過ごすには、「正直」が大事だと思います。自分自身に正直になり、それを面接官にも開示していくことでアドバイスもいただけますし、相性も見極められます。そうすることで、自身の考え方や生き方、目標に合った会社を見つけられる可能性がきっと上がるはずです。実際に私も、常に正直でいることを意識することで、自分にマッチした会社選びをすることができました。気負わず、ありのままの自分を大切にして、皆さんの理想の会社を見つけてみてください。


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