入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング 世界154の国と地域に約28万人を擁するプロフェッショナルファーム・EYの日本におけるアドバイザリーを担うメンバーファーム ディレクター白石隼人さん EYの理念である「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」。私たちEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング(以下、EYACC)もその理念を受け継ぎ、クライアントの課題解決はもとより、世の中の発展を意識したさまざまな経営案件を担っています。一歩先の未来を想像し、グローバルな視点で社会に影響を与えられるのがEYACCのコンサルタントです。インターンシップでは仮想クライアントの戦略策定に取り組みながら、EYACCのコンサルタントになりきっていただきます。 プログラムは4日間のグループワークです。昨年の課題は某大手アパレルメーカーが未来の消費者にとって魅力的な存在になるための戦略策定やスマートシティー構想など、ジャンルはさまざま。複数名の学生と社員が討議を重ね、マネージャーがレビューを行い、最終日にはパートナー陣にプレゼンテーションを行うのが一連の流れです。仮想の課題とはいえ、熱量は実際のプロジェクトと変わりません。マネージャーはプロとして学生の皆さんに向き合い、フィードバックを行います。しかし、厳しくも、実践的にコンサルティングを体感できる場を経て、未来を見据えた「プロとしての視点」が身に付けられるはずです。それは、社会に与える影響をふまえて課題解決を行う、EYACCのコンサルティングの神髄と言えるでしょう。 あらゆる物事に疑問を抱き 本質をつかむ気概で臨む 長年キャリアを積んだコンサルタントが有する「プロの視点」をインターンシップだけで体得することは難しいでしょう。だからこそ学生の皆さんにはインターンシップ参加前から、日本や世界のあらゆる情報を把握して欲しいのです。そして情報をうのみにせず、事象が起きた理由や影響範囲を徹底的に考え抜いてください。普段からあらゆる事象に疑問を持ち、解を導き出す思考の鍛錬をすることで、物事の本質をつかむ精度が上がります。この思考のプロセスはプロジェクトにおいても必要なスキルです。なぜなら理屈の通った提案でないとクライアントは社会の変革など到底できないからです。インターンシップを思考の訓練、自身の力を試す場として活用してみてください。 また、EYACCではグローバル戦略上、コネクテッド(つながり)を重視しています。多種多様な価値観を持つグローバルなチームでの成功を愚直に信じ、協力し合う文化があります。インターンシップはそんな当社の社風を感じながら、コンサルタントの礎を学べる有意義な時間になります。普段の学びをインターンシップでどれだけ実践できるかという意識が、成長できる環境を見極めるカギでしょう。 インターン活用ポイント 1.解を導く場数を踏むために、情報収集をし続ける プロ意識を持つためにはあらゆる事象の本質を捉えることが重要。思考の訓練をするために政治経済などの情報収集を行い、世の中の動きや社会課題について考えるその量が、良質なアウトプットにつながります 2.グローバルな視点で多様な価値観、想像力を養う EYACCのようなグローバルな環境においては、多様な価値観や意見を吸収することも必要です。インターンシップにおいても周囲の環境だけではなくグローバルな環境に視野を向けて、考えの幅を広げてください インターンinfo ストラテジーやファイナンス、テクノロジーなど、チームごとに異なる戦略策定のコンサルティングに取り組むグループワーク。EYの海外メンバーとのテレビ会議の実施など、グローバルにプロジェクトを推進する面白さも体感できる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 アビームコンサルティング 戦略立案・構想策定、業務改革・設計、IT、組織・人事など全ての領域を手掛ける日本発、アジア発の総合系グローバルコンサルティングファーム 人事グループ 人事ユニット タレントアクイジションチーム 井下 望さん アビームコンサルティング(以下、アビーム)では、コンサルタント職向け社員研修をベースに企画・構成された1dayのインターンシップを予定しています。このインターンシップは年々人気が高まっており、厳しい選考を勝ち抜いた成長意欲の高い仲間たちと切磋琢磨できる場となっています。プログラムは現場のリアルなコンサルタント業務を体感できる実践形式。講義、ワーク・プレゼンテーション、現役コンサルタントによるフィードバックという充実したコンテンツでコンサルタントの業務理解はもちろん、〝アビームらしさ〞も感じていただける内容です。自由に社員と交流できる座談会も予定しています。 ワークは個人とグループの2部構成。与えられた膨大な情報からクライアントの問題を特定し、原因を究明した上で、クライアントにとって最適な解決策を策定してもらいます。表面的な情報だけを整理するのではなく、「現状」とクライアントの「あるべき姿」を明らかにし、必要な情報を取捨選択しながら論理的かつクライアント目線で考え抜くプロセスを体験してもらいます。 成長を見極める鍵は 難問を全力でやりきること このインターンシップで、みなさんに最も実感していただきたいのは、アビームの〝成長環境〞 です。企業の課題の解決や変革を実現するコンサルタントには、幅広い知識、スキル、付加価値の高いアウトプットが求められます。そのためアビームでは人材育成への投資を惜しみません。当日は、講義・ワークによるスキルの習得はもちろん、コンサルタントからの現場さながらの鋭いフィードバックによって、自分に足りなかった切り口や観点など新しい気づきを得ることができます。アビームの人材育成に対する姿勢や社風を感じることができるでしょう。 そんなインターンシップでの成長の機会を最大化するためには、事前にロジカルシンキングなどに関する書籍を読み、コンサルタントの基本となる考え方などについて理解しておくことをおすすめします。そして自身でインプットしてきた情報やイメージしたことをインターンシップの場でアウトプットしてください。そうすることで、講義の内容やコンサルタントからの指摘をより深く理解することができ、成長を強く実感できるでしょう。 インターンシップでは、目の前の難問に対して徹底的に考え抜き、最後まで諦めずに取り組んでください。全力でやりきる経験は自分自身の成長と自信につながりますし、難しい課題に対峙することに楽しさを感じた方はコンサルタントの仕事も楽しめるはずです。自分の適性も見極められる場となるでしょう。 インターン活用ポイント 1.事前準備の質がアウトプットの質に直結する 問題解決やロジカルシンキングに関する書籍を読んでおくとよいでしょう。インプットした知識をもとにインターンシップで実践することでより高い学習効果が得られ、成長を実感できます 2.選考を勝ち抜いた成長意欲の高い仲間たちと切磋琢磨 インターンシップでは、成長意欲の高い仲間や現役のコンサルタントと一緒に課題に取り組むことで、他では得られない刺激を受けることができます。この機会はかけがえのないものになるでしょう インターンinfo 「リアルな現場体感型」インターンシップを開催予定。実践形式のワークを通して、経営理念に掲げる「リアルパートナー」という価値観や「現場感」を体感でき、参加した学生アンケートでは、99.1%という高い満足度を誇る
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 アクセンチュア 「世界51カ国200都市以上に拠点を構え、あらゆる企業・公的機関の課題を解決する世界最大級の総合コンサルティング/ITサービス企業 ビジネス コンサルティング本部 コンサルティンググループ マネジング・ディレクター本徳 亜矢子さん アクセンチュアではこの秋、事業の中核を担うビジネス・テクノロジー コンサルタント職の仕事を体験できる3日間のインターンシッププログラムを開催します。 プログラムでは、お客さまの課題解決をテーマにしたグループワークに5~6名のチームで取り組みます。1日目前半はインプットの時間。ロジカルシンキングやデザインシンキングの業務での使い方など、実践を意識した内容です。その後すぐワークに取り掛かり、中間報告を経て、最終日のプレゼンテーションに挑みます。チームと個人へのフィードバックがそれぞれ2日目と最終日にあり、自身の成長を確認できます。 プログラムを通して、チーム一丸で課題解決を目指すアクセンチュアでの働き方を体感できます。例えばチームビルディング。チームを組むのはバックグラウンドが異なる学生同士。現場でも、短時間で成果を出すため、さまざまな領域のプロフェッショナルがクイックにチームを編成しプロジェクトを進めます。プログラム内でも『チーム』で価値を生み出すプロセスを体験していただきます。また、最終日までに課題の抽出・設定、データ分析、施策策定など多くの工程を経る必要があります。大切なのは、お互いが個々の能力を引き出し、各工程で徹底的に考え抜くこと。時に「考えるべき問いは何か」「見込める効果・金額の根拠は」などメンターの社員から厳しくも的確な指摘が飛ぶことも。それらを乗り越え、最後の1秒まで考え抜き、チームで最適解を生み出す。これがアクセンチュアで働くということなのです。 主体的、客観的な自己理解がチームでの価値発揮につながる プロジェクトで最大の価値を残すには、『いかに自分事化できるか』が重要です。つまり、自分がやりたいこと・できることは何か、自分が果たすべき役割は何かを常に念頭に置いて、行動する。自律的な行動によって、チームでの自身の役割が明確化し、自分の得意・不得意の把握につながります。しかし主観のみでは不十分。だからこそ個人フィードバックでは、メンターが客観的な視点であなたの強みを伝え、どのようにその持ち味をチームで発揮できるか、という具体的なアドバイスをしていきます。個人が自身や周りの人の強みを理解することでチームに貢献し、補填し合うことで、一人では実現できない、より高い価値のソリューションを生み出せるのです。 一人一人が個性を発揮し、お客さまに変革をもたらすソリューションをチームで提供する。それがアクセンチュアのコンサルタントです。そこに楽しさや達成感を感じる方は、きっとアクセンチュアで成長できると思います。 インターン活用ポイント 1.自分のありたい姿と成長スタイルのイメージを持つ 常に自分の成長イメージを持ち続けましょう。成長イメージとは、どのような仕事・経験を通して、どれほどの速度で理想の自分を目指すのか。自分の言葉で語れるほどイメージしておくことが自己実現への近道です。 2.自身の成長=変化をポジティブに捉え、楽しむこと 成長とは変化し続けることであり、時に困難を伴います。しかし、自身の志向や手法を固持しすぎると成長は鈍化します。だからこそ自分の価値観や気持ちの変化、知識の広がりを楽しめるマインドが大切です。 インターンinfo 「課題設定力」「課題解決力」「コミュニケーション力」「プレゼンテーション力」を身に付けられるアウトプット中心のプログラム。知識ではなく「アクセンチュアのコンサルタント体験」を提供することを大切にしている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 NEC(日本電気) 2019年に創立120周年を迎えた日本を代表するICTソリューション企業。高度な情報通信技術を用いて、インフラシステム・サービスを提供している 人材組織開発部 シニアエキスパート (タレントアクイジション) 須藤浩之さん 情報通信技術を活用し、社会に新たな価値を創造しているNEC。160以上の国や地域に327拠点を構え、海底ケーブルシステム、物流、金融、航空、衛星など、国内外を問わずあらゆる業界とタッグを組み、120年もの間、社会インフラの革新に取り組んできました。 今日に至る会社の持続的な成長の根幹にあるのは、「挑戦する姿勢」。経営戦略はもちろん、社員一人一人が目の前の課題に挑み続けてきたからこそ、私たちは価値創造企業として社会に貢献してこられたと自負しています。 今回の職場体験型インターンシップは、そんなNECの社風と社会ソリューション事業の醍醐味を存分に感じてもらえるカリキュラムです。 ポイントは、「NEC顔認証ソリューションの海外事業展開」「5G共創環境でアプリケーション制作」といった、100部門100テーマの中から興味のあるテーマを選択できること。その後約2週間、実際の職場に入り込み、最前線で課題に取り組むことができます。 能動的に取り組むからこそ見える会社の風土と成長の理由 しかし、ただ単に目の前のテーマ向き合うだけではリアルを体感できるとは言えません。そこで皆さんにアドバイスしたいのは、学生であることに臆せず意見を発信し、どんな困難があっても最後までやり遂げてほしいということ。不安に感じるかもしれませんが、長年にわたり優秀な人材育成に取り組んでたNECに根付く風土があなたを支えてくれるはずです。 まず、NECの先輩たちは、部下の発言を決して否定しません。提案に対して頭ごなしに指摘をするのではなく、必ず汲み取れるポイントを探し、その上でアドバイスを行います。そして、相手がたとえ入社1年目の若手であっても、環境を可能な限り整え、裁量大きく仕事を任せます。 自分の考えを提案し、最終的に新たな価値として世の中に浸透させていくという経験は、何ものにも代え難いもの。その経験を若手から積み続けることで、ビジネスパーソンとして圧倒的な成長を遂げることができるのです。 インターンシップ中にも、社員と同等に意見を求められることもあれば、任された仕事の大きさに怯むこともあるでしょう。私たちは、そこで貪欲に挑戦し続けた結果、プロジェクトがうまくいかなくてもかまわないと思っています。本気でやり遂げた2週間を振り返ったときに感じるNECこそが嘘偽りないリアルな姿。きっとここが皆さんにとって成長できる場所かどうか分かるはずです。 2週間の経験が、皆さんの価値観を変え、新たな興味が生まれるきっかけになることをお約束します。 インターン活用ポイント 1.普段の生活の中で課題を見つけ解決策を考える インターンシップに参加する前に、まずは日常で不便に感じていることを探してみてください。どうすれば課題が解決でき、それを当社ならどう実現できるのかを想像できるようになります 2.積極的に意見を発信し社員と議論する 社員に積極的に意見をぶつけてみてください。若い価値観と社員の経験が交わり、今までにないアイデアが生まれる可能性も。議論を重ねることで視座を高められ、より一層入社後の成長イメージが湧くでしょう インターンinfo 営業、新規ビジネス企画、マーケティング、システム構築などのあらゆる職種において、約100テーマを用意。学生が興味のあるテーマを選択し、約2週間かけてプロジェクトに参加するという職場体験型インターンシップ
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 NTTドコモ 携帯電話などの通信事業の他、動画配信などのスマートライフ事業、テクノロジーを利用した地方創生ビジネスなどあらゆるサービスを展開している 人事部 人事企画担当平田健祐さん ドコモ=携帯電話をイメージされる方が多いのではないでしょうか。しかし近年、ドコモはモバイル事業と同時に、スマートライフ事業として一次産業や地域創生、各種エンタメコンテンツなど、さまざまな分野で新たな価値を世の中に提供しています。新たなビジネスやサービスづくりに求められるのは、既存の枠にとらわれない想像力。だからこそ、当社のインターンシップでは「ドコモの新サービスを考える」というテーマのもと、ドコモのリソースを活用した新規ビジネス創造を体験してもらえるよう、企画しています。 内容は3日間のグループワーク。6名のチームでゼロベースから事業計画を完成させます。最終日には役職者の前でプレゼンテーションを行い、良かった点や課題点のフィードバックを受けるのが一連の流れです。今まで学生からはさまざまなアイデアが飛び出しましたが、インターンシップではアイデアの発信だけで終わらせず、「顧客目線」を意識してほしいと考えています。 世の中にとって本当に必要なのか、他社ではなくなぜドコモで実行するべきなのか、と意義を明確にすることが重要です。7000万人のユーザーを有する国内最大規模のサービス基盤を武器にすれば人々の暮らしを大きく変えることができるはず。新たなビジネスを考え社会に浸透させるというスケールの大きな体験は、他では得られません。ビジネスとしてバリューが創出できるのかを自問自答することで本格的なビジネスを体感できる3日間だと確信しています。 異なる意見を取り入れながら答えを出す面白さを体験しよう 過去に学生が出した企画では、高速かつ大容量のデータが送れる5Gの特性を生かした遠隔医療の仕組みや、ARやVRを利用し、上京した子どもと地方に住む両親をつなぐコミュニケーションツールなど、多くのアイデアが生まれました。ただしドコモが重視するのは内容の善しあしだけではありません。社員が繰り返し口にするのは「今、ドコモで本当にやる意味はある?」という言葉。仮に先行する競合他社がある場合、顧客目線に立つと必ずしもドコモのサービスである必要性はないかもしれません。ドコモならではの独創性のあるサービスを生み出すためにも、インターンシップでは仲間と本気で議論してください。自身のアイデアだけではなく、チームメンバーや社員などの意見を取り入れながら、発言・行動することをお勧めします。そして新たな価値観や発想が生まれたのであれば、入社後も同様に視野が広がる環境と言えるはず。ビジネスの本質とも言える「顧客目線」を本気で考えられる当社のインターンシップで、ぜひ多くの学びを得てください。 インターン活用ポイント 1.社員に積極的に質問し、インプットを増やしていこう アイデアは突然ひらめくのではなく、持っている情報から着想を得るもの。1人で考え込んでいても良いヒントは出てきません。社員に積極的に質問をして引き出しを増やし、良質なアウトプットにつなげましょう 2.「やりたい」という意欲を大切にして発言しよう インターンシップでは自分を良く見せようと、スマートな答えを出そうとする方も多いはず。しかし、小手先ではなく熱意を持って発信することで社員も本気で向き合い、プロの視点も密に感じられるでしょう インターンinfo ドコモの新サービスを企画する3日間のグループワークを開催。現場で実際に企画に携わる社員と共に考えながら、サービスづくりの本格的なプロセスを経験できる。ビジネスを実践する面白さを得られるプログラムだ
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 LINE 国内で月間8300万人が利用するコミュニケーションアプリ『LINE』を軸に、広告、金融、AI、コンテンツ系サービスなど多様な事業を展開 People Partner室エンジニア採用チーム マネージャー藤原 聖さん アジアを中心に世界各地で幅広いサービスを提供するLINE。当社のインターンシップの特徴は、〝ありのままのLINE〞を体感できることです。 東京・福岡の6週間の就業型プログラムでは、開発、セキュリティ、インフラから希望する職種を選び、各チームで実際の業務やタスクに従事します。インターン生1名に現役エンジニアが1名付き、マンツーマン指導のもと、アサインメントに取り組みます。エンジニアが実際に手掛ける業務を、社員と同じように担当できます。昨年の一例を紹介すると、『LINEクーポン』の新機能開発において全工程に携わった学生がいました。彼は、企画者とのミーティングから実装まで、QA以外の全ての工程に携わることができました。 一方京都で行うのは10日間のワークショップ型プログラム。複数のテーマから課題を選択し、ハッカソン形式でチーム開発を行う、東京・福岡とはひと味違った内容です。LINEの京都オフィスのエンジニアが10日間メンターとして、ハッカソンを支えます。他のインターン生との交流も多く、密な時間を過ごすことができます。 人気プロダクト誕生の裏にある独自のカルチャーに触れる インターンシップの企画において最もこだわっているのは、LINEの開発組織のありのままの文化に触れていただくこと。エンジニアのうち約4割が外国籍社員というインターナショナルな環境であるLINEは、多様性と成長性を併せ持つ組織です。大規模、かつ大胆なプロダクトを生み続ける裏には、大切にしている三つのエンジニアリングカルチャーがあるのです。 一つ目は「Take Ownership」。LINEでは、他チームのソースコード、会議のログなどの情報に自由にアクセスできます。インターン生も同様です。社内システムには有益なリソースが多く公開されていますので、言われたタスクをこなすだけではなく、主体的に情報を拾い、業務に活かしてください。 二つ目は「Trust and Respect」。フィードバックカルチャーが根付いているため、コードレビューや議論で常にフィードバックを得られます。多様なバックグラウンドを持つ社員がいますが、お互いを尊重・信頼し、日々プロダクトを良くするために意見を交わしています。 三つ目が「Be Open」。オープンなコミュニケーションが重要視されているLINEでは、質問や疑問は個人ではなく、グループチャットで問いかける態度が推奨されています。それが、周りが何を必要としているか、新しい気付きを得るきっかけになっています。 こういったカルチャーが、LINEの成長の裏にはあるのです。ぜひ、さまざまなエンジニアと触れ合い、その風土を体感してください。 インターン活用ポイント 1.限られた時間で、社内のリソースを最大限に活用する インターン生はLINEのエンジニアが使用するツール、データ、ソースコードに触れることができます。有益なリソースを活かし、より多くの情報や知識をインプットし、与えられた課題・業務に活かしてください 2.コミュニケーションをオープンに取っていく オンラインでもオフラインの場でも、積極的に意見を発言したり、質問をしたりする姿勢が求められています。主体的に行動し、わからない事や疑問は周囲の人に聞く、頼る、意見する癖を付けてください インターンinfo 東京・福岡・京都で、8月~9月に開催予定。東京・福岡は6週間の就業型、京都は10日間のワークショップ型となっている。東京・福岡は60万円、京都は16万円の給料を支給。LINEの技術力の高さに触れることができる