入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 富士ゼロックス 創業以来培ってきたドキュメントサービスと、独自のAI・IoT技術により、顧客の経営課題の解決を支援するメーカー・ソリューションプロバイダー 採用育成センターセンター長広森順子さん 複合機やプリンターなど、オフィス機器開発やドキュメントサービスを展開してきた富士ゼロックス。2021年から社名を「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」に変更。これまで蓄積してきたAI・IoTの技術ノウハウを活かし、働き方改革をはじめとする企業のあらゆる課題解決に注力していきます。 変革中の当社が実施するのは、研究開発職向けの約1カ月間のインターンシップ(今年より有償で開催予定)。研究目標の達成に向けて、メンターの先輩やその他の社員と共に現在進行中の研究開発プロジェクトに取り組みます。長期だからこそ、単なる事業理解や職場体験にとどまらないことがこのインターンシップの最大の特徴。社員の雰囲気や働き方など普段の様子を間近で見ることができるだけではなく、長い時間を共に過ごしてきた先輩から、取り組み方や強み・弱みなど本質をついたフィードバックがもらえます。多くの社員と関わりながら、プロジェクトを一貫して体験することで、大学での学びがビジネスの現場でどう活きるかを実感できる場となるでしょう。 枠にとらわれない行動が企業理解につながる 学生向けのプログラムではなく、実際のプロジェクトに参加するからこそ、まずは当社の技術を理解することが必要です。しかし、当社が30年以上蓄積してきたAIやIoTなどのノウハウを、たった数日間で理解することは容易ではありません。また、決められた期間内に成果を生み出さなければならないビジネスの厳しさにぶつかる場面もあるでしょう。しかし、こうした難しさを乗り越えた先に革新的な技術が生まれ、世界中の企業の発展に貢献するという当社の研究開発の醍醐味に触れることができるはずです。 インターンシップでそのような当社で働く面白さを体感するためには、主体的に取り組むことが大切です。例えば、技術の理解を深めるために、自ら海外の文献を読み情報を集める、担当業務以外の会議への出席を依頼するなど、枠にとらわれない行動や、意見の発信を心掛けてください。 学生だからといって、遠慮する必要はありません。当社には年次に関係なく、主体的な行動をとる人を応援する風土が根付いています。意見を否定せず、受け入れる会社だからこそ、自由な発想のもと意見を発信することで、裁量の大きさやフラットな社風を感じられると思います。 ビジネスにおける研究開発の理解だけではなく、富士ゼロックスの社風をリアルに感じられるこのインターンシップ。実際の社員としての働き方を体現し、入社後活躍できるフィールドなのかを見極める機会にしてください。 インターン活用ポイント 1.積極的に意見を発信し周囲に伝えてみる 学生だからと遠慮せず、疑問や意見、要望を発信してください。当社では意見を発信することが好まれ、それをかなえようとする柔軟さがあります。実際に、学生の意見から産学連携につながった事例もあります 2.枠にはまらない視点や発想を大切にする 受動的に行動するのではなく、普段の進め方などに対して「より良い方法はないか」と考えることを大切にしてください。社員が気付かないような視点や、新しい発想を受け入れる風土を感じてみてください インターンinfo 技術系・SE/ITコンサル・事務系など職種別のインターンシップを複数形式用意。毎年好評な研究・開発職向けの5日間のプログラムと、約1カ月の長期プログラムも準備しており、研究開発の面白さや企業風土を理解できる内容となっている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 本田技研工業(Honda) 二輪車、四輪車などの研究・開発・製造・販売開発を行う。二足歩行ロボット「ASIMO」など人々の想像や期待を超えるモノを創出するメーカー 人事部採用グループ 小野塚 優さん 二輪・四輪・航空機・ロボット技術などあらゆる分野の製品開発により、世界の人々に驚きや感動を提供する本田技研工業。営業、購買、人事など当社を支える多様な職種の業務や部署の雰囲気を詳細にお伝えするために、5日間にわたる職種別のインターンシップを開催しています。プログラムとしては、初めに会社説明や自己分析を行い、業務体験をスタート。先輩社員より業務や製品理解などのインプットを受けた後、身に付けた知識を活かす課題解決型のグループワークに取り組みます。最終日に先輩社員や部門長にワークの成果を発表し、今回の学びを今後に活かすための振り返りをして終了です。 参加職種により内容はさまざまですが、共通するのは皆さんをお客さまではなく仲間として受け入れる姿勢。代表的なのは、インターンシップ中に実務に参加するプログラムがあることです。例えば海外営業のインターンシップは、日本製部品を海外輸送する現場に立ち会います。積載効率アップがコスト改善につながることが分かり、リアルな業務の一端を垣間見られるはずです。他にも人事は採用セミナーの運用、購買は外部との打ち合わせなどに同席します。普段通りの働く姿が見えるため、業務理解だけでなく社員の雰囲気や社風まで幅広く吸収できるでしょう。 年次や役職に関係なく本音で意見をぶつけ合える インターンシップの中でも、当社の社風をよく表しているのが社員や同じグループの学生と行うワイガヤです。ワイガヤとは、夢や理想などについて年齢や役職を超えワイワイガヤガヤと議論する当社独自の文化。「ASIMO」をはじめ、今まで当社が世に送り出してきた数々のイノベーションもワイガヤから生まれました。 ワイガヤに参加する際に実践してほしいのは学生と社員、双方の視点から発信する意識を持つことです。あなたが発信した、枠にとらわれない学生ならではのアイデアが、他の参加者や社員に磨かれ、実現可能な魅力あふれるアイデアに変化していく過程を体験することができます。一方で他の学生から出たアイデアに対しては、新しい商品やサービスにつなげるという社員視点を持って意見してみてください。専門性が異なる個人が集う場で意見を伝えることを通じて、自身の強みを発見できるだけでなく、新しい価値を生み出す経験ができます。一つのアイデアの可能性をみんなで追求し、全力でスパイラルアップさせていく姿勢とマインドに当社のDNAが詰まっています。 インターンシップの最後には5日間の経験を振り返り、自分と当社の価値観を改めてすり合わせましょう。参加中の経験をふまえて、当社があなたにフィットしているか見極めてください。 インターン活用ポイント 1.企業文化や社風と自身の価値観をすり合わせる さまざまな強みを持つ社員や仲間たちと共に、意見を遠慮なく発信する文化を体感してください。この文化が自分にとって心地いいのか、そうではないのか、自身と向き合い検証してみることが大切です 2.思いの変化を捉え価値観の再構築の訓練をする 社員や仲間の話を聞いて価値観が変わることがありますが、それは良いことだと思っています。インターン中はもちろんのこと、終了後も都度価値観の構築を訓練することで自分の価値観に磨きをかけてください インターンinfo 企業文化の体感、将来の夢の発見などをテーマにした、実践型の5daysインターンシップを職種ごとに用意。希望職種未定の人には、興味がある職種への参加を推奨している。また、ワイガヤ体験ができる1dayワークショップもある
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 JERA 東京電力フュエル&パワーと中部電力が統合して設立した世界最大級の発電・燃料事業会社。燃料調達から発電までサプライチェーン全体に関わる事業を担う ビジネスサポート&ソリューション本部労務人事部 人財育成室 溝上泰明さん 東京電力フュエル&パワーと中部電力の燃料事業が事業統合し、2015年に設立したJERA。LNG(液化天然ガス)受け入れ基地を開発・保有する世界最大級の発電事業会社であると同時に、世界からの長期LNG調達や生産プロジェクトに上流から関わる燃料事業会社でもあります。 人々の生活を支える大規模なビジネスに取り組む当社ですが、燃料調達から火力発電までを一貫して手掛ける、国内の技術を海外に広げるなど、BtoBビジネスであるがゆえに業務に分かりづらい部分があるかと思います。そこで業務理解を深めてもらうために、1DAYのプログラムを二つ用意する予定です。一つは「グローバルに働くとは」というテーマでの講演や、役員を交えたパネルディスカッションと、社員との座談会がセットになったもの。もう一つは「エネルギーとは何か」「JERAの事業について」という二つのテーマについて、グループワークを行う実践型のものです。それぞれ内容は異なりますが、共通しているのは業務や社風、社員を理解してもらうためのコンテンツが多数含まれることです。 世界最大級の発電事業だからこそ社会に与える影響力も大きい 当社の業務領域は幅広く、海外発電事業への参画、国内の電気・ガス安定供給とLNGバリューチェーンにおける価値の提供、グローバルマーケットでの億単位のトレーディングなど裁量の大きな業務に関わることができます。講演やワークを通じて当社のさまざまな業務を体感できるので、社員との座談会や、ワーク中に行われる社員からのフィードバックにおいて、気になることは自ら聞くという能動的な姿勢で参加することをお勧めします。 第一線で活躍する社員とのコミュニケーションを通じて、従来のエネルギー事業と異なる独自のアプローチや、日本を拠点にしながらグローバルに価値を発揮するユニークな働き方への理解が深まるはずです。 また、ベンチャースピリットも当社の特徴の一つ。当社は業界内でも若い組織でありながら、世界最大級の発電事業会社でもあるため、既存のフレームワークにとらわれず、新たな市場を開拓することが重要。だからこそ、年功序列ではなく大手クライアントを相手にする主要なプロジェクトにも、入社2〜3年目の社員が関われる機会が多数。社員の経験や仕事観を聞き、インフラ設備の開発や燃料トレーディングなど難易度の高い、数々のミッションに挑む醍醐味を感じられるでしょう。 当社の業務や社風、働く人への理解を深め、自分がどのような働き方ができるかを想像することで、当社で働くことが、自分に合うかを見極めることができるはずです。 インターン活用ポイント 1.キャリアプランをイメージした上で参加しよう 世界を相手に事業開発をする、億単位の取引を行うなど影響力が大きい仕事に若手から関わることができます。どう働きたいか、自分のビジョンに合っているかなど考えた上で、当社での働き方を想像してください 2.社員の言葉を聞き何に挑戦したいか思いを巡らせる 活躍する社員の話を聞き、当社の仕事内容を理解したら、自分の入社後の姿を想像してみましょう。社員と一緒に働く姿を想像して面白いと感じるかどうか考えることが一つの判断軸になるはずです インターンinfo 講演会形式と実践型の2パターンの1DAYプログラムを開催予定。経営層から若手まで、各部署の幅広い年代の社員が参加するため、座談会やワーク中のコミュニケーションを通じて、仕事の影響力や社員の目線を感じることができる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 損害保険ジャパン 2014年、損保ジャパンと日本興亜損保の合併により誕生した国内最大級の損害保険会社。近年ではAIなど最先端のデジタルを活用したサービスを展開 人事部 人材開発グループ 副長佐藤結香さん 創業132年。損害保険ジャパンは明治時代から事業を展開する国内最大級の保険会社です。長い歴史と伝統のある会社ですが、私たちは「保険の先へ、挑む」をスローガンとして掲げ、新たなチャレンジを続けています。 最近ではAIによる自動修理見積もりサービスや、若年層をターゲットにした、コミュニケーションツールで気軽に加入できる保険サービス、他社との協業によるシェアリング事業をはじめとする新たなビジネスの創出など、従来の保険の枠や会社の垣根をも超えた多様なサービスを生み出しています。その根底にあるのは、変化が激しい時代でもお客さまのニーズに寄り添った提案がしたいという思いです。 そんな私たちのインターンシップは、事故対応のサポートを行う「保険金サービス部門」と、ビジネスで起こり得るリスクを考え、リスクコントロール案を提案する「リスクコンサルティング部門」の2部門を体感いただく予定です。損害保険の基礎的な知識を学んだ上で、仮想の課題にグループワークで取り組んでいただきます。 保険金サービス部門では、客観的な分析、調査を行う重要性に加え、さまざまな部署と連携を取りながら事故発生時のお客さまに寄り添う姿勢を学べます。一方リスクコンサルティング部門では、営業部門で働く社員が日々実践している、お客さま視点に立った提案に取り組んでいただきます。リスクを洗い出し、「損害額はどのくらいになるだろう?」「リスクが起こる頻度は?」「提案は保険がいいのか、リスクを減らす提案がいいのか」…といった形で、お客さまに対する総合的なコンサルティングを疑似体験できるプログラムです。マイナスの状態をゼロにする保険金サービスと、ゼロからプラスを生み出していくリスクコンサルティング。どちらも体験することで、お客さまのためにできるサポートの幅広さを体感していただけるでしょう。 お客さま視点を軸に幅広い提案をする面白さ 両方のプログラムで共通して必要なのは、「お客さま視点」です。学生の皆さんは正解を探すことにフォーカスしがちですが、社員のフィードバックではいつも、「本当にお客さまのことを考えている?」と問い掛けています。私たちはお客さまのためになるのであれば、グループ企業や他社とも協業できる環境ですので、提案できるソリューションは非常に幅広いです。あらゆる手段を考え、お客さまのために実行に移す力は、ビジネスにおいても重要なスキルです。 私たちのインターンシップでお客さま視点の大切さを学ぶことで、リアルな場で成長していく姿を思い描いていただけるはずです。 インターン活用ポイント 1.チーム内での役割を意識し、自身の強みと弱みを知る インターンシップのグループワークでは与えられた役割を果たす中で、自身のチーム内での立ち位置や、得意、不得意も見えるはず。チームに積極的に貢献しながら、自身の課題発見の場としても活用しましょう 2.企業理念や事業を理解し、積極的に情報収集を行う 会社の理念や事業に興味が持てなければ、入社後にミスマッチを起こす可能性もあります。受け身で情報を受け取るだけではなく、自身で積極的に情報収集をすることで、今後のキャリアもイメージできるでしょう インターンinfo 「保険金サービス」と「リスクコンサルティング」という、損害保険ビジネスの奥深さや面白さを体感できるグループワークを実施。複数名でチームを組み、顧客視点を徹底的に考え抜く仮想のプロジェクトに取り組む
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 NTTコムウェア NTTグループの通信インフラの支援をメインに、通信の枠を超え、ICTで企業の課題解決を担うビジネスインテグレータとしての存在感を高めている 総務人事部人事部門 採用担当 主査豊高祥平さん 私たちNTTコムウェアは20年以上にわたり、日本の通信インフラを支える〝守りのIT(SoR:Systems of Record)〞と、ICT(情報伝達技術)で新たなビジネスモデルを創造する〝攻めのIT(SoE:Systems of Engagement)〞を提供してきました。ICTはスマートスピーカーなど、さまざまなデジタル技術の活用方法を指す言葉です。近年ではテクノロジーの隆盛により、AIやロボティクスを活用した〝攻めのIT〞の役割を強固に求められています。 そんな変革期にある私たちの業務を体感いただきたいため、インターンシップでは、新規ビジネスモデルを考案するグループワークなどを用意しています。昨年度は1day、4days、3weeksの3コースを開催。ゲーム形式でIT業界の構造を1日で学べるものや、実業務に長期間携わる就業型のものまで、幅広い内容を実施しました。中でも特に私たちのリアルなビジネスを知っていただけるのが4daysの「企画・提案・コンサル」のグループワーク。NTTコムウェアが有するIT技術を利用した解決策をチームで議論し、ステークホルダーの方針やあるべき姿を加味しながらビジネス戦略を立案します。企画を出し合うだけではなく、企画・提案、開発、運用まで、新たなビジネスモデルが世の中にリリースされるまでの一連の流れを体験できる点が特長です。 そして、このグループワークで意識すべきは、新たなビジネスを創造する上で、実現可能性があるのかという視点。コストや利益、世の中の影響度など、あらゆる角度で物事を考える必要性、重要性を理解できるでしょう。 自分の意見を発信し本気の議論で成長につなげる チームには現場でプロジェクトリーダーとして活躍する社員が参加し、プロとして学生の皆さんに本気で向き合います。「ビジネスとして成立するか?」「本当に世の中に必要とされているか?」など、フィードバックは正直甘くはありません。しかし厳しいフィードバックを通じ、必要とされる思考の深さを知ることができるはずです。 新たなサービス作りは正解がないからこそ、議論でぶつかり合うことを恐れず、積極的に意見を伝えて欲しいと思っています。あらゆる意見の融合から、まだ見ぬアイデアにつながることもあるからです。最適解を導くプロセスは決して楽ではありませんが、だからこそ、当たり前のサービスとして世の中に溢れる光景を見た際は、他では味わえない達成感が得られます。能動的に議論に参加し、考え抜く。そして自分なりの答えを出せるようになったなら、それは立派な成長です。私たちのインターンシップで、ビジネスで強みとなるスキルをぜひ得てください。 インターン活用ポイント 1.情報収集の場だけではなく、成長の場として活用する 目標を持ち臨むことで、自身の改善点も発見できます。社員は学生の皆さんの目標もふまえて本気で向き合いますので、単なる情報収集に終始するのではなく、本気でご参加いただき、成長の場として活用ください 2.多様な業界に参加し、知見とやりたいことの幅を広げる 「農業×ICT」など、ビジネスにおいては異なるジャンルの組み合わせで新たな価値が生まれることも。色々な業界のインターンシップで知識を得ることで、固定観念にとらわれず幅広い視野から物事を発想できます インターンinfo 昨年は1day、4days、就業型の3weeksの3つのコースで開催。システムインテグレータとは?という基礎的な知識をゲーム感覚で学べるものや、戦略策定からシステムを形にするまで携わる就業型など、さまざまなプログラムを実施
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 国際協力機構(JICA) 貧困やインフラの未整備といった開発途上国が抱えるさまざまな課題を解決することで、日本を含む世界全体の平和と繁栄の実現に貢献する政府系機関 人事部 人事企画課 主任調査役角田 和之さん 開発途上国の社会・経済を支援し、国際社会に平和と豊かさをもたらしたい。そんな情熱を持って世界のさまざまな問題に向き合い、国際協力の最前線を担うJICA。民間企業と違い、利潤を目的としない公的機関として、世界に約150カ国ある開発途上国が抱える多様な社会課題と向き合い、最適な解決策を立案、実行しています。 JICAのキャリア教育プログラムでは、こうした職員の業務を体感できるグループワークを実施しています。6名1組のチームを組み、実際に当機構が支援する開発途上国を取り上げ、その国が抱える課題を解決するための協力案を考えていただきます。運輸交通、農業、エネルギー、保健医療、防災など、大量にある情報の中からあらゆる課題を洗い出し、問題分析を繰り返しながら、根本的な原因を探っていく。決して容易ではありませんが、JICAだからこそできる国際協力の醍醐味と一国の開発計画を動かすダイナミズムを体感できるでしょう。 営利目的ではない真の問題解決 意思決定のプロセスが大切です JICAが行う支援は営利目的ではありません。そのため、開発途上国の政府の要望だけでなく、関わる全ての人にとってベストな解決策を模索する必要があります。その国や地域が現在どのような課題を抱え、今後どのように成長していきたいのか。周辺国や住民からはどのような声があがっているのか。多方面からの情報・意見をまとめ、今後その国がより豊かになるための道筋をつくるのがJICAの仕事です。しかし、複数の課題を一気に解決することは困難なため、優先順位も決定しなければなりません。「まずは運輸交通を整えよう」「主産業である農業の支援が最優先だ」など、さまざまな意見が飛び交うでしょう。一方、農業を振興するためには、農業の生産性や品質を高めるだけでなく、隣接する産業や、物流インフラ、人材育成にも着目する必要があります。このように複数の課題が絡み合った状況でも、「今本当に必要なことは何か」ということを念頭に置き、議論することが大切です。 グループワークの最後には、導き出した課題とそれを解決する戦略・具体策を発表していただきますが、そこに 〝正解〞はありません。だからこそ、メンバー同士で何を優先すべきか合意形成をはかり、なぜその答えにたどり着いたかという、プロセスを重要視しています。社会問題を解決するという大きな目標に向かって議論を前に進め、実行していく。一つ一つ乗り越えていくことが、あなた自身の成長にもつながります。国際協力や開発途上国での経験がなくても、社会課題の解決に関心がある方は大歓迎。JICAの仕事の魅力を最大限に実感してください。 インターン活用ポイント 1.職員と積極的に会話し、考え方や視点を学ぼう 各チームには職員がサポートにつくので、積極的にコミュニケーションをとり、営利目的ではないJICAならではの視点、考え方を学んでください。ご自身の志向性と合うかどうかを見極められると思います 2.気づきや学びは都度メモを取り、振り返ろう 「相手を納得させるには」「みんなで一つの結論にたどり着くには」など、学んだことは都度記録するようにしましょう。そうすることで、よりアウトプットの質を高めることができます インターンinfo JICA職員の業務を疑似体験できる2日間のプログラム。実在する開発途上国を題材に、その国が抱える課題を読み解き、解決するための戦略策定とプロジェクト形成をチームで行う。国際協力のやりがいと面白さを体感できる
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ 世界46カ国で事業を展開するタタコンサルタンシーサービシズと日本を代表する総合商社三菱商事との合弁会社。日本企業のビジネスをITで支援する HR 採用部新卒採用マネージャー天野 留美子さん 世界100カ国以上で幅広い事業を展開しているタタ・グループ。その一員として半世紀にわたり革新的かつ業界最高水準のサービスを提供してきたタタコンサルタンシーサービシズと三菱商事の合弁会社として誕生したのが日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(以下、日本TCS)です。日本TCSの強みは、海外拠点と協業して推進する「ハイブリッド・デリバリー」です。世界のトレンドや思考を柔軟に取り入れた最適解を導き出すことで、グローバルにビジネスを展開するお客さまの、数十年後までを見据えたソリューション提供が可能になります。 こうしたハイブリッド・デリバリーを進める面白さや大変さを感じられるのが、日本TCSのグローバルプロジェクトマネジメント体験インターンシップです。プロジェクトマネジメントを模した三つのステージをチームでクリアしていくプログラムとなっています。 まずステージ1では、顧客情報を基にシステム提案書を作成します。ステージ2では、前提や制約を踏まえてプロジェクト計画を立案。最後のステージ3では、計画を基に仮想のプロジェクトをスタートさせ、完遂を目指して、プロジェクトマネジメントに取り組みます。途中さまざまなトラブルに見舞われますが、それこそがプロジェクトのリアルな姿。チームで協力し、トラブルを越えていく中で、日本TCSの価値観を徐々に理解していけるでしょう。 現在、完全オンラインのプログラムも考案中。全国はもとより海外からも参加者が集うため、本当のグローバルプロジェクトを疑似体験でき、さらに未来の仕事の進め方にも触れられます。 柔軟性を兼ね備えたグローバル人材への最短ルート 日本TCSのインターンシップで最も重要なのが「柔軟性」です。自分の考え方のみならず、ジャパンスタンダードさえも疑い、お客さまの将来的なビジョンや技術革新など、プロジェクトを取り巻く全ての要因を多角的な視点から分析していきます。つまり、それぞれの事象の関連性を理解し、未来に起き得る状態を想像する力が必要なのです。特にハイブリッド・デリバリーでは、そこに国ごとの文化や価値観という要素が入ってきます。「違う価値観に対してどう答えを導くのか」ということこそ、日本TCSのインターンシップにおける大きなテーマの一つです。 この解を得た上で、日本TCSを深く理解するために必要なのは、自分という視点だけでの判断を捨てること。自分は社会の一員であり、日本も世界の一つだと認識することが重要です。スタンダードを疑い、仲間やお客さま、社会の利益について考え続ける。この繰り返しが、柔軟性を備えたグローバル人材への第一歩となるでしょう。 インターン活用ポイント 1.社会の一員としてミクロとマクロな視点を持とう 存在している社会の一員として、自分の影響力を知ると共に、社会へその影響を還元していくことで社会貢献に寄与するというのが当社の考え方。マクロな視点とミクロな視点を持つことで視野が広がります 2.チームで役割分担をしながら成果を出そう チームの力でワークを進めることにより、個の力だけではなく、チーム全体のスキルのボトムアップにつながります。自分中心の考え方ではなく、全体最適を考える当社ならではの仕事の進め方を体験できます インターンinfo グローバル拠点と連携しながら進める「ハイブリッド・デリバリー」のマネジメント業務を疑似体験できる2daysインターンシップ。IT業界はもちろんのことプロジェクトマネジメントの理解を深められるプログラムとなっている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 三菱総合研究所 企業経営、社会インフラ、資源・エネルギー、最先端科学技術、ITなど、幅広い領域でお客さまの課題を解決している国内屈指の総合シンクタンク 総務人事部 人事グループ 主事加藤 亜希子さん 三菱総合研究所(以下、MRI)は、官公庁や民間企業などさまざまなクライアントの課題を解決に導いてきた日本屈指の総合シンクタンクです。 学生の皆さんにとって、シンクタンクやコンサルティングファームは、普段関わりがなく、イメージしづらい業界・仕事だと思います。そのため、就職前に実業務を体験できるインターンシップは重要な機会。それを、人事はもちろん、現場社員も認識しているからこそ、当社のインターンシッププログラムでは、リアルな業務体験と社員との接点創出にこだわっています。用意しているプログラムは、大きく分けて体験・実践型とグループワーク型の2種類です。体験・実践型は、執務スペースで社員と席を並べ、個人で課題に取り組む職場受け入れ型のもの。一方でグループワーク型は、学生同士でチームを組み、クライアントへの提案書作成などのワークに取り組みます。 現場で仕事を疑似体験すると、なりたい自分が見えてくる MRIのインターンシップでの学びを最大化する鍵が、目的意識です。一筋縄ではいかないクライアントの課題に対し、限られた時間の中で現場の最前線で活躍する社員と同じレベルのアウトプットが求められます。5日〜10日という時間は、あっという間に感じられるでしょう。 さらに、苦労して導き出した解決策には、厳しくも実りあるフィードバックが待っています。「資金はどうやって調達する?」「実現可能性は考慮されているか」など、ビジネスシチュエーションを想定した鋭い視点が、学生の目線を超えた気付きを与えます。そのギャップの大きさこそが、きっとあなたがMRIで得られる成長です。その成長があなたの将来の目的と重なるのであれば、当社のインターンシップは、必ずや有益な機会となるはずです。 想像以上にリアルな仕事と社員からの刺激的なフィードバックを通じて、MRIが成長できる環境か否かを、ぜひその目で確かめてください。 インターン活用ポイント 1.答えのない課題にどう向き合うかを意識し続ける 何かについて調べてくださいと言われたとき、ただ情報を探してまとめるだけでは不十分です。なぜそれを調べなければいけないのかを考え、自分の意見を持ち対話を重ねることで、より良い答えに近づきます 2.世の中を動かす、テクノロジーの最先端に触れる IT系のプログラムには、実在するビッグデータを用いたアルゴリズム構築を行うような、理系学生の好奇心を刺激するものも。ビジネスに不可欠な最先端技術の影響力を実感し、新たな展望が開けるかもしれません インターンinfo シンクタンク部門、コンサルティング部門、研究開発部門で、5日~10日のインターンシップを開催。ITコンサルタントやAI分析コンペティションコースなどITを活用するプログラムも豊富。機械学習やプログラミングに携わる機会もある
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 農林中央金庫 1923年の発足以来、日本の農林水産業を支えるリーディングバンクとして事業を展開。現在、食農・リテール・投資の三つを事業の柱としている 人事部 人材採用班上條俊樹さん 日本の農林水産業を金融面で支える農林中央金庫。発足から96年がたった現在では、三つの事業を柱としています。生産者から消費・輸出に至るまでのバリューチェーンをささえ、つなぎ、ひろげる食農ビジネス。国内個人貯金シェア第3位を誇るJAバンクの商品企画などを担うリテールビジネス。JAバンクを通じてお預かりした資金を元手に、グローバルマーケットを舞台に多額の資金運用を行う投資ビジネス。全ての事業に共通するのは、第1次産業の発展に貢献するというミッションです。 この三つの事業を深く理解できるのが農林中央金庫のインターンシップ。3〜5日間の日程で、各事業に関するレクチャーを行った後、6〜8人のグループで弊庫の仕事を疑似体験していただきます。例えば、昨年実施したリテールビジネスのグループワークでは、実際の業務の一つである「JAバンクのお客さま向け資産形成・運用セミナー」の企画に取り組んでもらい、リテール部門の課長を相手に発表。現場の上司・部下のやり取り同様に、ビジネス視点からのフィードバックを行いました。また、食農ビジネスのグループワークでは、ケーススタディとして酪農を営む農業法人への融資判断に取り組み、こちらも実際に弊庫の貸出審査を担う職員への発表とフィードバックを通じて、農林水産金融の現場を肌で感じてもらいました。時に白熱した議論が展開される、臨場感溢れるインターンシップです。 職員の中に根付くDNAを感じ働く環境としての適性を知る インターンシップの中で、農林中央金庫が最適な環境かどうかを判断するためには、常に当事者意識を持ってプログラムに取り組むことが大事です。農林中央金庫の一員としての意識を持ち、リーダーシップを発揮して、真正面から課題に取り組んでみてください。 事業理解が一層深まるとともに、企業の提供価値や判断基準、抱える課題にも思考が至るようになり、職員とのコミュニケーションの密度も濃くなるでしょう。また、インターンシップの中では、可能な限り多くの現場職員と接してもらえるよう、グループワークを各部門で働く職員が主導するのはもちろんのこと、一年目職員をはじめとする若手職員との座談会もプログラムに盛り込んでいます。遠慮する必要はまったくありません。多くの職員と積極的にコミュニケーションを取り、農林中央金庫が大事にしている価値観や風土を肌で感じ取ってください。 インターンシップ参加後には、事業内容や経営理念に対する理解が深まるとともに、チームで目標を達成することの充実感を味わえる。そんなプログラムを用意してお待ちしています。 インターン活用ポイント 1.農林中央金庫の一員という意識を持って取り組もう この国の農林水産業の発展のため、農林中央金庫が持つ多くのリソースを用いて何ができるのか、職員の一員という視点で考えてみてください。ビジネスの面白さやフィールドの広さを感じ取れるはずです 2.職員との交流を通じて、企業理念・文化を理解しよう 農林中央金庫にはチームワークを大切にする文化が根付いています。受け身ではなく、チームのために、個の力を最大限発揮して成果に貢献する。そんな姿勢をワークや職員との交流の中で感じてください インターンinfo 3~5daysのプログラムを運営。インターンシップでは、講義を行った後、リアルなビジネスをワークで体感し、業務内容への理解が深められる。プログラムにより、職員との座談会や職場見学なども用意されている
入社後に「成長できる環境」をどう見極める? 企画者が教えるインターン活用ポイント 不安定な時代だからこそ、「個の力」の重要性を感じている人は多いはず。これからの就職活動で見つけたいのは、自分の力を最大限に伸ばせる会社、ビジネスパーソンとして存分に成長できる会社だ。では、そんな就職先を見つけるために、インターンシップ参加はどう役立つの……?国内のリーディングカンパニーでインターンシッププログラムの企画を担当している大人たちに、入社後に成長できる会社を見極めるためのインターン活用ポイントを聞いてみた。 三井住友銀行 日本・アジアに強固な顧客基盤を有するメガバンク。SMBCグループによる幅広い金融サービスの提供力を強みにさまざまなビジネスを展開する 人事部 採用グループ部長代理西村勇紀さん 「いい子になるな、いい個になれ」を採用テーマに掲げる三井住友銀行。今回企画している4Daysインターンシップでは、普段目にすることのない対企業向けの銀行ビジネスを体感できるプログラムを用意しています。 まず1日目は、銀行ビジネスの概要をつかむため、自分たちが銀行員になりきり、企業のニーズや経営課題を把握し、提案を行うという体験ワークを実施します。そして2日目以降はメインコンテンツとなる経営課題解決型のグループワークがスタート。6名程のチームを組み、仮想顧客となる大手企業へのプレゼンテーションに挑みます。 テーマは「お客さまにとって役立つビジネスの提案」。あえて抽象的で自由度の高いテーマにしているのは、実際に、バンカーが挑む正解のない業務そのものを経験してもらうためです。お客さまから課題ありきで相談を受けるのではなく、自ら企業課題を想定し、提案する難しさと、裁量の大きさを深く理解できる貴重な機会になると思います。 課題解決の鍵となるのは個の掛け合わせ 今回のインターンシップを通して、銀行ビジネスとともにお伝えしたいことが二つあります。 一つ目が、「実力以上の仕事に挑戦する」という社風です。当行では、当事者意識と高い視点を持つバンカーへ成長してほしいという期待を込めて、若いうちから力量を超えるような仕事を任せていきます。この社風を体感してもらうため、ワークの難易度を実務に近いレベルに設定。企業の有価証券報告書などを読み解き、経営課題を把握した上で最適なビジネスを生み出すことは非常に難しく、一度の提案で通ることはないでしょう。しかし、ひるむことなく何度も先輩行員に提案をぶつけてください。ワーク中にはサポート役の行員をはじめ、大手企業を担当しているエース行員や部長からフィードバックを受ける機会があります。第一線で働く行員と何度も接することでバンカーの視点を知り、実力以上の仕事の先に待つ成長を実感できるはずです。 二つ目は、「多様性」を活かしたチームワークについて。当行では一人一人の個性を尊重し、個の強みが掛け合わさることによって最善の答えを導き出します。ワークでも学生団体、研究、部活動、サークルなど多分野で活躍する仲間と課題に取り組む中で、リーダーシップ、分析、プレゼンテーションなどそれぞれの強みを活かすことによる相乗効果を体感し、高い壁を乗り越える達成感を得ることができるでしょう。 インターンシップでは銀行ビジネスの理解にとどまらず、先輩や仲間とたくさん関わることで三井住友銀行で働く醍醐味を肌で感じ、自分に合うかを見極める機会にしてください。 インターン活用ポイント 1.社員や仲間から自分に足りない視点を学ぶ 幅広い経験を持つ行員をはじめ、理系の院生や帰国子女などさまざまなバックグラウンドを持つ学生たちから自分にはない視点を学び、自身の成長につなげるチャンスとして活用してください 2.参加前に立てた目標を意識して行動する 事前に、自身の強みや弱みを把握し、インターンシップで学びたいこと、克服したいことなど目標を立てます。最後に振り返り、どれだけ目標に近づいたかが、当行での成長に関する一つの指標になるはずです インターンinfo 1Dayや4Daysなど多彩なプログラムを用意。4Daysでは日本を代表する企業を担当し、企業研究からビジネス提案までグループワークで行う。第一線で活躍する社員と共に、三井住友銀行のバンカーが挑むリアルな銀行ビジネスを体感できる